2026.04.28
千葉
Column 親の家をどうする?千葉の相続・不動産売却の解決事例

千葉県は東京への通勤圏として人気がある一方、相続をきっかけに空き家となってしまう住宅も少なくありません。今回は、東京都内にお住まいの方が、千葉市稲毛区にあるご実家を相続し、東海住宅株式会社のサポートを受けて売却に至った事例をご紹介します。
「親が遺してくれた家をどうすべきか決められない」「兄弟間で意見がまとまらない」「空き家のままで維持費だけが出ていく」といったお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

不動産売却の背景
今回の事例では、東京都世田谷区にお住まいのM様が、千葉市稲毛区にあるご実家を相続され、東海住宅株式会社を通じて売却されました。M様は2年前にお父様を亡くされ、一人っ子の妹様とともにご実家を相続されました。お母様は10年前にすでに他界されていたため、空き家となった実家の管理はM様が中心となって担われていましたが、物理的にも精神的にも負担が大きくなっていた状況でした。
相続後しばらくは「思い出の詰まった家をすぐに手放すのは忍びない」とお考えでしたが、月に1度の換気や庭の手入れのために片道1時間以上かけて通うことが続き、次第に「現実的にこの状態を維持するのは難しい」と感じるようになりました。さらに、2024年4月から相続登記が義務化されたことも、売却を本格的に検討される大きなきっかけとなりました。
売却物件 概要
| 項目 | 内容 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 物件種別 | 一戸建て | 所在地 | 千葉市稲毛区 |
| 築年数 | 35年 | 建物面積 | 112.50㎡ |
| 土地面積 | 165.80㎡ | 間取り | 4LDK |
| 売却価格 | 2,380万円 | 売却時期 | 2025年6月 |
| 売却期間 | 相談から約10週間で売却完了 | その他 | 駐車場2台分、庭付き |
相談にいらしたお客様のプロフィール
今回、東海住宅株式会社にご相談いただいたのは、東京都世田谷区にお住まいの60代前半、会社役員のM様です。M様は都内の中堅メーカーで役員として勤務されており、奥様とお二人暮らしでいらっしゃいます。お子様はすでに独立され、それぞれ別の場所で家庭を築いておられます。
M様は千葉市稲毛区のご出身で、大学進学を機に東京へ移り、そのまま就職・結婚されました。ご実家には2年前までお父様が一人で暮らしていらっしゃいましたが、お父様が85歳で亡くなられた後、ご実家は空き家となっていました。妹様はご結婚を機にシンガポールへ渡られており、日本に戻る予定もなかったため、相続についてはM様が主導して進めることになっていました。
「父が手入れをしながら大切に住み続けてきた家なので、このまま朽ちさせてしまうのは申し訳ない。次の方に気持ちよく住んでいただきたい」と、M様は売却への思いを語っておられました。
M様の 不動産会社の探し方・選び方
M様は、ご実家の売却を検討し始めた際、「千葉相続 不動産売却」「稲毛区 空き家 売却」といったキーワードで検索し、複数社の情報を比較されました。最初は大手ポータルサイトの一括査定も試されたそうですが、査定額の根拠があいまいだったり、しつこい営業電話がかかってきたりして、かえって不信感を抱かれたとのことです。
そのような中で、地域に根ざした東海住宅株式会社の実績紹介ページをご覧になり、「千葉エリアでの取引実績が豊富で、相続案件にも慣れていそうだ」と感じてお問い合わせをいただきました。M様が不動産会社選びで重視された点は、次の3つでした。
- 千葉エリアでの販売実績と地域相場への精通度
- 相続手続きに関する知識と士業との連携体制
- 兄妹間の温度差にも配慮した丁寧な対応
初回のご相談時、担当者が「ご兄妹それぞれのお気持ちを整理するところからお手伝いしますので、結論を急がず進めていきましょう」とお伝えしたところ、M様は「安心してお任せできそう」と感じられ、正式にご依頼いただくことになりました。
M様の 解決したいトラブル・課題
M様が抱えていた課題は、大きく次の3点でした。
- 空き家となっているご実家の管理負担と防犯面での不安
- 海外在住の妹様との連絡・合意形成の難しさ
- 相続登記や売却手続きに関する知識不足
最も大きかった課題は、ご兄妹間の合意形成です。妹様はシンガポール在住で時差もあり、ビデオ通話での打ち合わせ可能な時間帯が限られていました。さらに、妹様は「思い出のある家をすぐに売るのは寂しい」というお気持ちをお持ちで、M様との間で売却のタイミングや価格に対する考え方にずれがありました。
加えて、相続登記に関してもM様はご自身で手続きを進めようとされていましたが、戸籍の収集や遺産分割協議書の作成といった書類準備に時間がかかり、途中で行き詰まっていらっしゃいました。空き家の状態が続く中で、庭の草木は伸び、近隣からも心配の声が寄せられるようになり、早めに方向性を決めたいというお気持ちが強くなっていました。
M様の「トラブル・課題」の解決方法
東海住宅株式会社では、M様のご状況に合わせて、次のようなステップで売却活動をサポートいたしました。
ポイント1 提携司法書士による相続登記サポート
まずは売却の前提となる相続登記を確実に完了させるため、提携する司法書士をご紹介しました。戸籍の収集や遺産分割協議書の作成、法務局への申請まで一貫してサポートすることで、M様ご自身の負担を大幅に軽減できました。海外在住の妹様についても、必要書類の案内を英語でのやり取りに対応しながら進め、在外公館での署名証明書の取得方法もご案内しました。
ポイント2 ご兄妹それぞれへの丁寧な情報共有
合意形成を円滑にするため、M様と妹様の双方に対して同じ情報を同じタイミングでお伝えする体制を整えました。査定結果や販売計画の資料は日本語と英語の両方で用意し、時差を考慮してメールとビデオ通話を使い分けながら進めました。妹様からの「なぜこの価格になるのか」というご質問にも、周辺の成約事例をもとに具体的にご説明し、納得いただいたうえで販売活動に進むことができました。
ポイント3 地域相場に基づいた適正な査定
築35年の一戸建てということで、建物の価値よりも土地の評価が中心となる案件でした。千葉市稲毛区は総武線・京成線の利用が可能で、ファミリー層からの需要が根強いエリアです。周辺の成約事例や公示地価、現在の市場動向を総合的に分析し、2,480万円を売り出し価格として設定。M様・妹様の双方にオンラインで査定報告を行い、価格設定の根拠を丁寧にご説明しました。
ポイント4 写真・動画を活用した販売活動
遠方からでも物件の魅力が伝わるよう、プロカメラマンによる撮影とドローン空撮を実施しました。専任媒介契約のもと、自社ホームページ、不動産ポータルサイト、地域向けのチラシ配布など複数の媒体を活用して販売活動を展開。販売開始から約4週間で3組の内覧希望があり、最終的に近隣にお住まいの30代のご夫婦から購入申し込みをいただきました。
ポイント5 残置物・遺品整理のトータルサポート
ご実家にはお父様が愛用されていた家具や書籍、衣類などが多く残されていました。M様ご自身ですべてを整理することは難しいため、提携の遺品整理業者をご紹介し、見積もりから作業立ち会いまでサポートしました。お父様の日記や写真アルバム、お母様との思い出の品は別に梱包してM様のご自宅へ郵送する手配も行い、「大切なものだけ確実に残せた」とご安心いただけました。
結果・その後について
M様のご実家は、ご相談開始から約10週間で売却が完了しました。最終的な売却価格は2,380万円で、諸費用や遺品整理費用を差し引いた手取り額は、M様と妹様とで協議された割合に沿って分配されました。相続登記から売却、代金分配まで一連の流れをワンストップでサポートできた点を、M様には特にご評価いただきました。
売却完了後、M様は「2年間ずっと気にかかっていた実家の問題が片付き、本当に肩の荷が下りました。妹も『兄さんに任せてよかった』と言ってくれて、兄妹関係もむしろ良くなった気がします」とお話しくださいました。
ご購入されたのは、近隣にお住まいだった30代のご夫婦で、小さなお子様との新居として購入されました。「駅までの距離と学校区が決め手になりました。古い家ですが、少しずつリフォームしながら長く住んでいきたい」とお話しされており、M様も「父も喜んでくれていると思います」と安堵の表情を浮かべておられました。
売却から数か月後にお電話でお話しした際、M様は「あのまま空き家にしていたら、管理の負担も固定資産税の支払いも続き、気持ちの整理もつかないままだったと思います。早い段階で相談して本当によかった」とおっしゃっていました。
売主様の声・感想
東海住宅さんには、相続登記から売却、遺品整理まで一貫してサポートしていただき、本当に助かりました。
最初に相談したとき、「ご兄妹それぞれのお気持ちを大切にしながら進めましょう」とおっしゃっていただけたのが印象的で、その言葉どおり、妹にも私にも同じように丁寧に対応してくださいました。特に、シンガポールにいる妹との連絡を英語でもサポートしてくださったのは想定外で、とても心強かったです。
査定の際も、「近隣の成約事例ではこの価格帯でしたので」と具体的な根拠を示して説明してくださったので、納得感をもって売り出し価格を決めることができました。販売活動中も定期的に内覧状況を報告していただき、「今どういう段階なのか」がいつも明確でした。
父が遺した家具や本の整理も、提携の業者さんをご紹介いただき、思い出の品だけきちんと手元に残せたのがありがたかったです。千葉で相続した家の扱いに悩んでいる方には、地域に詳しくて相続手続きまで見てもらえる会社を選ぶのがよいと思います。
担当者より
M様のケースは、千葉県での相続不動産売却の中でも、ご兄妹が離れた場所にお住まいで、合意形成の進め方が大きなポイントとなった事例でした。相続をきっかけとした不動産売却では、金額面だけでなく、ご家族それぞれの思い入れや価値観のすり合わせが欠かせません。
初回のご相談時、M様が「妹とゆっくり話し合いたい」というお気持ちをお持ちだと感じましたので、まずは急がず、情報を整理するところから始めました。査定や販売計画といった業務的な側面と、ご実家に対する感情的な側面を分けて整理することで、ご兄妹の合意形成がスムーズに進んだと考えております。
また、2024年4月から相続登記が義務化されたこともあり、近年は「登記をどう進めるか」というご相談が増えています。東海住宅株式会社では、司法書士・税理士・土地家屋調査士などの専門家と連携し、不動産売却だけでなく、その前後の手続きまで一貫してサポートできる体制を整えております。
千葉県内で親御様から相続された不動産について、「売るべきか残すべきか決めきれない」「兄弟間で意見がまとまらない」「そもそも何から手をつければいいかわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。ご家族のご事情に寄り添いながら、最適な選択肢を一緒に考えさせていただきます。






















