2026.10.15
千葉
Column 荷物がそのままの空き家を処分!千葉での不動産買取の解決事例

「実家を売りたいけれど、家の中に荷物がぎっしり残っていて手がつけられない」「片付け業者に見積もりを取ったら、想像以上の金額だった」——空き家の売却を考えたとき、最初の壁になりやすいのが家財道具などの「残置物」です。遠方に住んでいる方や、仕事や家庭で忙しい方にとって、一軒分の荷物を整理するのは簡単なことではありません。
こうした場合に検討したいのが、荷物を残したままでも売却できる「買取」という方法です。今回は、大阪府にお住まいのW様が、千葉県八千代市にある荷物がそのまま残ったご実家を、東海住宅株式会社の買取によって片付けの負担なく手放された事例をご紹介します。
不動産買取の背景
今回の事例では、大阪府吹田市にお住まいのW様が、千葉県八千代市にある築41年のご実家を、東海住宅株式会社の不動産買取によって売却されました。W様は約1年半前にお母様を亡くされ、弟様とともにご実家を相続されました。お父様はそれより前に他界されており、お母様は晩年まで一人でこの家に暮らしていらっしゃいました。
相続後、ご実家は空き家となりましたが、家の中にはご両親が40年以上かけて暮らしの中で積み重ねてきた家具や家電、衣類、食器、書籍、趣味の道具などが、ほぼ手つかずのまま残されていました。W様は大阪、弟様は福岡にお住まいで、どちらも千葉まで頻繁に通うことは難しい状況でした。
片付けを業者に依頼しようと見積もりを取ったところ、荷物の量が多いことから高額な費用を提示され、「片付けにそれだけかかるなら、売却しても手元にほとんど残らないのでは」と、売却の判断がつかないまま時間だけが過ぎていました。そうした中で、荷物を残したままでも買い取ってもらえる方法があると知り、東海住宅株式会社にご相談いただきました。
売却物件 概要
| 項目 | 内容 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 物件種別 | 一戸建て | 所在地 | 千葉県八千代市 |
| 築年数 | 41年 | 建物面積 | 101.20㎡ |
| 土地面積 | 152.30㎡ | 間取り | 5DK |
| 売却価格 | 1,150万円 | 売却時期 | 2025年7月 |
| 売却期間 | 相談から約4週間で引き渡し完了 | その他 | 残置物そのまま引き渡し、現況渡し |
相談にいらしたお客様のプロフィール
今回、東海住宅株式会社にご相談いただいたのは、大阪府吹田市にお住まいの50代前半、会社員のW様です。W様は関西のメーカーに勤務されており、奥様と高校生のお子様の3人で暮らしていらっしゃいます。弟様は福岡県で家庭を持たれており、相続については姉であるW様が中心となって進めることで、ご兄弟の意見は一致していました。
W様は千葉県八千代市のご出身で、大学卒業後に就職を機に関西へ移られました。ご実家には、お父様が亡くなった後もお母様が一人で暮らされており、W様は年に数回、帰省するたびに「少しずつ荷物を減らしたほうがいいよ」と声をかけていたそうです。しかし、お母様にとってはどれも思い出の品であり、なかなか整理は進まなかったとのことでした。
「母が亡くなった後、久しぶりに実家に入ったら、押し入れも物置も、2階の部屋もすべて荷物でいっぱいでした。父の書斎もそのまま残っていて、どこから手をつけていいのか、正直、呆然としてしまいました」と、W様は当時を振り返ってくださいました。大阪から千葉までは新幹線と電車を乗り継いで片道4時間近くかかり、仕事の休みを取って何度か片付けに通われたものの、一度に進められるのはごく一部にとどまっていました。
W様の 不動産会社の探し方・選び方
W様は、ご実家の扱いに悩む中で、「実家 荷物 そのまま 売却」「千葉 空き家 残置物 買取」といったキーワードでインターネットを検索されました。そこで、仲介では売却前に荷物を片付けるのが一般的である一方、買取であれば荷物を残したままでも引き取ってもらえる場合があることを知られました。
そのうえで、千葉県内での買取実績があり、残置物がある物件にも対応している会社を探された結果、東海住宅株式会社にたどり着かれ、お問い合わせをいただきました。W様が買取会社選びで重視された点は、次の3つです。
- 荷物が残ったままの状態でも買い取ってもらえること
- 遠方に住んでいても、現地に何度も通わずに手続きを進められること
- 思い出の品や仏壇など、大切なものの扱いに配慮してくれること
初回のご相談時、担当者が「家財道具はそのまま残していただいて大丈夫です。必要なものだけお持ち帰りいただければ、残りは当社で対応いたします。遠方にお住まいとのことですので、現地にお越しいただく回数もできるだけ少なくなるよう進めましょう」とお伝えしたところ、W様は「片付けをしなくていいと聞いて、それだけで肩の力が抜けた」と感じられ、正式にご依頼をいただきました。
W様の 解決したいトラブル・課題
W様が抱えていた課題は、大きく次の3点でした。
- 家一軒分の荷物を、遠方から片付けることが現実的に難しい
- 片付け業者の見積もりが高額で、売却の判断がつかない
- 大切な品や貴重品が荷物に紛れていないか、仏壇をどうするかという不安
最も大きかったのは、荷物の量そのものでした。ご両親が40年以上暮らした家には、家具や家電だけでなく、衣類、布団、食器、書籍、アルバム、お父様の趣味だった釣り道具や大工道具など、あらゆるものが残されていました。仲介で売却する場合は、購入希望者に内覧していただくためにも、引き渡しまでに室内を空にするのが一般的です。しかし、大阪から通いながら一軒分の荷物を整理するのは、時間的にも体力的にも限界がありました。
費用面の不安もありました。残置物の片付けを専門業者に依頼すると、荷物の量や建物の状況によって費用は大きく変わります。W様が取られた見積もりも想像以上の金額で、「売却価格からこの費用を差し引くと、手元にどれだけ残るのか」が見えず、判断を先延ばしにする原因になっていました。
さらに、気持ちの面での不安もありました。荷物の中には、ご両親の写真や手紙、通帳や権利証などの重要書類、形見となる品が紛れているかもしれません。「全部まとめて処分されてしまって、大事なものまで失ってしまったらどうしよう」というお気持ちに加え、仏間に置かれたお仏壇をどう扱えばよいのかも、W様にとって気がかりな点でした。
W様の「トラブル・課題」の解決方法
東海住宅株式会社では、W様のご状況に合わせて、次のようなステップで買取をサポートいたしました。
ポイント1 残置物込みでの査定と買取価格の提示
まず、担当者が八千代市のご実家を訪問し、建物と土地の状態に加えて、残置物の量や種類も含めて確認しました。八千代市内の土地相場や近隣の取引事例、買取後の活用計画、残置物の処分にかかる費用などを総合的に勘案し、荷物をそのまま残した状態での買取価格として1,150万円をご提示しました。
W様には、「残置物の処分費用も見込んだうえでの価格であること」を明確にご説明しました。ご自身で片付け業者に依頼してから売却する場合と比べて、手間と費用の両面でどのような違いがあるかを整理してお伝えしたことで、W様も判断の材料を得ることができました。
ポイント2 仲介と買取の違いをふまえた判断のサポート
あわせて、仲介と買取の違いも改めてご説明しました。仲介は市場で広く買主を探すため成約価格は高くなりやすい一方、一般的には売主側で荷物を片付けてから引き渡す必要があり、買い手が見つかるまでの時間もかかります。これに対して買取は、価格が仲介相場よりも抑えめになる傾向があるものの、荷物をそのまま残した状態で、短期間で売却できるという特徴があります。
W様は「遠方から片付けに通う負担と、片付け費用の両方を考えると、買取のほうが自分たちには合っている」と判断されました。買取価格が仲介より低くなる点も最初にお伝えし、弟様とも相談されたうえで、ご納得いただいて買取に進むことになりました。
ポイント3 「残すもの」を選ぶための時間と段取りの確保
荷物をそのまま引き渡すとはいえ、大切な品まで処分してしまわないよう、W様が「残すもの」を選ぶ時間を確保しました。事前に、写真やアルバム、手紙、通帳・印鑑・権利証などの重要書類、形見として残したい品などを確認していただくようお伝えし、W様が帰省されるタイミングに合わせて、担当者も現地に立ち会いました。
福岡にお住まいの弟様には、W様がビデオ通話で室内の様子を映しながら、「残したいもの」を確認される形をとられました。限られた滞在時間の中でも効率よく仕分けを進められるよう、確認しておきたい場所や品目をあらかじめリストにしてお渡ししたことで、W様の帰省は2回で済みました。
ポイント4 仏壇の供養や貴重品の確認にも配慮
お仏壇については、W様のご意向をうかがったうえで、提携業者を通じて閉眼供養(魂抜き)の手配をご案内しました。ご先祖様やご両親を大切に思うお気持ちに配慮し、きちんと供養を済ませてから引き取る流れとしたことで、W様にもご安心いただけました。
また、残置物の処分にあたっては、作業中に現金や通帳、貴金属、写真などが見つかった場合には、処分せずにW様へご連絡・ご返送する対応としました。実際に、押し入れの奥からお母様が保管されていた古い写真の束や、お父様の手帳が見つかり、W様のもとへお届けしました。「自分では見落としていたものを届けていただけて、本当にありがたかった」と、W様からはお礼のお言葉をいただきました。
ポイント5 遠方からでも進められる手続きとスピード決済
買取価格にご合意いただいた後は、売買契約の締結、残代金の決済、所有権移転、鍵の引き渡しまでを速やかに進めました。相続した物件であったため、相続登記の状況も確認し、司法書士と連携して手続きを整えました。
W様が大阪にお住まいであることを踏まえ、書類のやり取りは郵送とメールを中心に行い、打ち合わせはオンライン面談で実施しました。現地にお越しいただいたのは、残すものの仕分けのための帰省のみで、決済手続きも含めて、W様の移動の負担をできる限り抑えました。結果として、ご相談開始から引き渡しまでの総期間は約4週間となりました。
結果・その後について
W様のご実家は、ご相談開始から約4週間で引き渡しまで完了しました。買取価格1,150万円は、仲介で売却した場合の相場と比べれば抑えめではあったものの、片付け費用を別途負担する必要がなく、何度も大阪から通う時間や交通費もかからなかったことを踏まえ、W様と弟様にとって十分に納得のいく結果となりました。
売却代金は、W様と弟様が事前に話し合われていた割合に沿って分配されました。相続登記から買取、残置物の処分まで一連の流れをまとめて進められたことで、ご兄弟の間でも負担の偏りが生じることなく、円満に手続きを終えることができました。
ご売却完了後、W様は「母が亡くなってから1年半、実家の荷物のことがずっと頭の片隅にありました。いつか片付けなければと思いながら、何から手をつけていいか分からず、帰省するたびに気持ちが重くなっていたんです。荷物をそのままで引き取ってもらえると聞いたときは、本当に救われた気持ちでした」とお話しくださいました。
「大切なものだけを手元に残して、あとはお任せできたのがよかったです。押し入れから見つかった母の写真を届けていただいたときは、思わず涙が出ました。全部自分で片付けようとしていたら、きっと途中で疲れてしまって、こんなふうに思い出を大切に扱うことはできなかったと思います」と、穏やかな表情で語ってくださいました。
売却から数か月後にお話しした際には、「実家の固定資産税や、空き家の状態を気にする必要がなくなって、本当に気持ちが楽になりました。弟とも『あのタイミングで決めてよかったね』と話しています。母の写真は、今は大阪の自宅に飾っています」と、前向きにお話しくださいました。
売主様の声・感想
東海住宅さんには、荷物でいっぱいだった実家を、そのままの状態で引き取っていただき、心から感謝しています。
母が亡くなった後、実家に入るたびに、あまりの荷物の量に圧倒されていました。大阪から何度か片付けに通いましたが、毎回少ししか進まず、片付け業者の見積もりを見たときには、もうどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
東海住宅さんに相談したとき、最初に「荷物はそのままで大丈夫です」と言っていただけたことが、何より心強かったです。しかも、ただ処分するのではなく、写真や書類など大切なものを残せるように、仕分けの段取りまで一緒に考えてくださいました。確認すべき場所をリストにしていただいたおかげで、帰省は2回だけで済みました。
お仏壇の供養の手配をしていただけたことも、ありがたかったです。両親を大切に送り出せたような気持ちになれました。作業中に見つかった母の写真や父の手帳を、わざわざ届けてくださったときは、本当にうれしかったです。
買取価格が仲介より低くなることも、最初に正直に説明していただきました。そのうえで、片付けの手間や費用、遠方から通う負担を比べて考えられたので、納得して決めることができました。荷物が残った実家の扱いに悩んでいる方には、一人で抱え込まずに、まずは相談してみることをお勧めしたいです。
担当者より
W様のケースは、家財道具がそのまま残された空き家を、残置物込みの買取によって解決した事例でした。相続した実家の売却をご相談いただく中で、「荷物が多すぎて片付けられない」というお悩みは非常に多く、特に遠方にお住まいの方にとっては、売却を先延ばしにしてしまう大きな原因になっています。
仲介での売却では、内覧時の印象や引き渡し条件の関係から、売主様側で荷物を片付けてから引き渡すのが一般的です。しかし、ご両親が長年暮らした家の荷物を整理するには、時間も体力も、そして気持ちの整理も必要になります。買取であれば、残置物を含めた状態で当社が引き取ることができるため、こうした負担を大きく軽減できます。
一方で、荷物をそのまま引き取るからこそ、大切なものを失わないための配慮が欠かせないと考えています。W様のケースでも、事前に「残すもの」を選んでいただく時間と段取りを整え、作業中に見つかった写真や手帳などはお届けする対応をとりました。お仏壇の供養についても、ご家族のお気持ちを大切にしながら進めることを心がけました。
なお、買取価格は仲介相場よりも抑えめになる傾向があり、残置物の処分費用も見込んだうえでの価格となります。そのため、ご自身で片付けて仲介で売却する場合と、荷物をそのまま買取で手放す場合とで、手間・費用・期間を比較してご判断いただけるよう、丁寧にご説明することを大切にしています。
東海住宅株式会社では、千葉県内をはじめとする各エリアで、残置物がそのまま残った空き家の買取について、多数のご相談を承っております。「実家の荷物が多くて手がつけられない」「遠方に住んでいて片付けに通えない」「片付け費用が高くて売却をためらっている」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。大切な思い出の品にも配慮しながら、負担の少ない売却方法をご提案いたします。






















