掃除だけじゃない? 便利で効果的な「家事の神器」




掃除、洗い物をはじめ、家事をする上で「洗剤」は必須アイテム。家庭用品売り場に行くと、台所用、お風呂場用、トイレ用ほか、用途に応じた各種メーカーの洗剤がずらりと並んでいます。
その数の多く、どれを買ったらいいのか迷うことも少なくありません。
また、子供さんやお年寄りのいる家庭では、洗剤に含まれる成分が気になることでしょう。
そこで、洗剤やクリーナーの代わりに利用されているのが「重曹」「クエン酸」です。2000年初頭頃から、その効果が紹介されるようになり、現在では「掃除・炊事に必須、環境に優しいアイテム」として広く認知されています。
ただ、重曹の効率的な使い方を知らない人も多いようです。そこで今回は、「重曹」を中心に、家事を楽にする方法を紹介していきます。



何かと重宝されている「重曹」の正体



重曹とは「重炭酸ソーダ(曹達)」の略で、「炭酸水素ナトリウム(化学式 NaHCO3)」のことです(重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、酸性炭酸ナトリウムとも呼ばれます)。
化学式はNaHCO3。
白色の微細な結晶、または結晶性の粉末で、医薬用(胃腸薬など)、食用(ふくらし粉(ベーキングパウダー)、コンニャクの凝固剤ほか)、工業用(金属表面処理剤、製紙など)ほか、様ざまな用途に使われています。
重曹は台所やお風呂場のクリーナーとしても有能で、シンクや食器、浴槽や風呂桶などはもちろん、ほぼ全体に使うことができます。また消臭力もあり、臭いの気になるところに用いることも少なくありません。
では掃除のために開発された洗剤やクリーナーでもないのに、どうして重曹が掃除や消臭に効果を発揮できるのでしょうか? 



重曹の性質を知らないと「失敗」することも?



重曹を掃除に利用する場合、水に溶かして「重曹スプレー」を作ると便利です。
基本的な使い方としては、これを汚れている下記のような場所に吹き付けて拭き取ります。




重曹掃除が向いている主な場所




・油の汚れが付いている場所(ドアノブ、壁など)。
・浴槽(ふたを含む)、風呂桶といった浴槽全体、洗面所の鏡のくもりなど。
・ゴミ箱(拭きかけておくと臭いが防げる)
・排水溝(ぬめりを除去できる)
・下駄箱
・ペット用の小屋、グッズ
・台所回り(シンク、レンジまわりほか)
・オーブントースター、電子レンジ
・食器
・鍋・フライパンなどの調理用具

上記のように、家(部屋の中)に重曹の使えない場所はないといっても過言ではありません。ただ、中には「重曹は汚れが落ちない。ふつうの洗剤のほうがいい」「消臭剤として使えるはずなのに、ニオイが取れない……」といった声も聞こえます。その理由は、万能洗剤といわれる重曹にも「苦手な汚れ」があるからです。



重曹が苦手とする汚れとは?



通常の洗剤やクリーナーを含め、汚れ落としの基本は「中和させる」ことです。
つまり、アルカリ性の汚れには酸性の、酸性の汚れにはアルカリ性のものを使うと効果が高くなります。
掃除や洗い物に利用する重曹の溶液は弱アルカリですから、酸性の汚れに適しているわけです。
特に向いている汚れは皮脂などの軽い油汚れ(食べこぼし、手あか、湯垢など)で、たとえば五徳をはじめとするコンロ周り、魚焼きグリル、オーブントースターほか、キッチン全体の油汚れ、浴室の湯垢などに対して効果が期待できます。
逆に落としにくいのは「アルカリ性の汚れ」です。
水道や鏡にこびりついた水垢、トイレのアンモニア汚れ、ポットについたカルシウム汚れには不向き。
まったく落ちないわけではありませんが、ギトギトの油汚れを溶かす力も弱めのようです。
またトイレのアンモニア臭といったアルカリ性の臭いは消臭できません。
重曹が苦手とする汚れを落としてくれるのは、同じくナチュラルクリーナーとして知られている「クエン酸」です。
こちらは酸性ですので、アルカリ性の汚れを落とすのが得意。
基本的な使い方は、重曹同様、水溶液を作って汚れを拭きとります。
食器洗い機や電子ポットなどには、そのまま投入して通常操作することで汚れを落とすことができます。



重曹の効果的な使い方



重曹も正しい使い方を知っていると、さらに効果的です。主な使用法を見ていきましょう。

・食器洗い:重曹をぱらぱらと振りかけてこすり洗いする。銀製品のくもりにも効果的。
・焼け焦げなど:焦げの付いた鍋やフライパンに水を入れ、重曹(小さじ2杯程度)を投入して沸騰させる。火を止めたら数時間放置すると焦げが浮き上がってくる。残った焦げは重曹を振り掛けてこすり洗い(ただし、アルミ製の器具には不可)。
・レンジ周り:レンジ周辺の油汚れに重曹をかけてしばらく馴染ませ、その後、雑巾などでふき取る。
・シンク周辺:重曹をつけてこすり洗いする。まな板に使うと消臭効果もある。
・アクセサリー:銀のアクセサリーの汚れ落としにも使用可(ただし、真珠や宝石の付いたものには使わない)。
・魚焼きグリル:網やトレイなどを、重曹水溶液でふき取る。
・冷蔵庫・食器棚:1カップ程度の重曹を入れ、冷蔵庫や食器棚の中にフタを開けたまま置いておく(脱臭効果は約2ヶ月)。
・ゴミ箱:ゴミ箱(生ゴミバケツも含む)に重曹をひとつかみほど入れておくと、ニオイが出にくくなる。
・靴箱やタンス:タンスや靴箱に入れておくと脱臭効果が期待できる。靴の中に重曹を半紙などに包んで入れておくと嫌な臭いがとれる。
・浴室:残り湯に重曹を入れ、そこに洗面器や風呂椅子などを一晩浸けてから洗う。

重曹を使用しての掃除はとても簡単。またニオイ消しにも適していますから、常備しておくと便利だといえるでしょう。
これから梅雨も控えていますので、特にゴミや下駄箱の消臭効果には期待できそうですね。
重曹も正しい使い方を知っていると、さらに効果的です。主な使用法を見ていきましょう。

・食器洗い:重曹をぱらぱらと振りかけてこすり洗いする。銀製品のくもりにも効果的。
・焼け焦げなど:焦げの付いた鍋やフライパンに水を入れ、重曹(小さじ2杯程度)を投入して沸騰させる。火を止めたら数時間放置すると焦げが浮き上がってくる。残った焦げは重曹を振り掛けてこすり洗い(ただし、アルミ製の器具には不可)。
・レンジ周り:レンジ周辺の油汚れに重曹をかけてしばらく馴染ませ、その後、雑巾などでふき取る。
・シンク周辺:重曹をつけてこすり洗いする。まな板に使うと消臭効果もある。
・アクセサリー:銀のアクセサリーの汚れ落としにも使用可(ただし、真珠や宝石の付いたものには使わない)。
・魚焼きグリル:網やトレイなどを、重曹水溶液でふき取る。
・冷蔵庫・食器棚:1カップ程度の重曹を入れ、冷蔵庫や食器棚の中にフタを開けたまま置いておく(脱臭効果は約2ヶ月)。
・ゴミ箱:ゴミ箱(生ゴミバケツも含む)に重曹をひとつかみほど入れておくと、ニオイが出にくくなる。
・靴箱やタンス:タンスや靴箱に入れておくと脱臭効果が期待できる。靴の中に重曹を半紙などに包んで入れておくと嫌な臭いがとれる。
・浴室:残り湯に重曹を入れ、そこに洗面器や風呂椅子などを一晩浸けてから洗う。

重曹を使用しての掃除はとても簡単。またニオイ消しにも適していますから、常備しておくと便利だといえるでしょう。これから梅雨も控えていますので、特にゴミや下駄箱の消臭効果には期待できそうですね。





  • 東海住宅開発事業部
  • 未公開物件
  • お客様の声
  • bayfm78
  • 採用情報
  • ブログ
  • 本社建築部ホームページ
  • 仙台建築部ホームページ
  • CM公開中
  • CM公開中
  • CM公開中
  • KENJA GLOBAL(賢者グローバル) 東海住宅株式会社 新部勝子