基本をおさらい 住まいの購入から入居まで

“あこがれの”マイホームを現実のものにするには、不動産ならではの手続きや取り決めが必要です。複雑に感じる行程も事前にどのような流れになるのかを知っておくと、行動や計画も立てやすく安心です。今回は新居の購入を希望したときから入居するまでの基本的な流れについてあらためて見てみましょう。

購入方針を決める

不動産の価格について調べてみましょう。
一生で最大の買い物といわれるマイホーム。やはり価格が大きな要因になります。不動産の価格については、公示価格や路線価などの公的機関の評価価格のほか、全国指定流通機構連絡協議会が提供する「レインズ・マーケット・インフォメーション(http://www.contract.reins. or.jp/index.html) の実際の取引データや不動産広告などを参考にして大体の価格帯を把握します。また、住みたい地域、 住宅の種類、広さや間取り、入居したい時期などの希望条件を整理し、優先順位をつけてみましょう。

予算を検討する

物件探しと並行して、資金計画を具体化させていきましょう。
購入したい物件が大体絞れてきたら、 物件を購入した場合の費用が全体でどれくらいかかるのか計算します。不動産取得税や登録免許税などの税金や、引越し費用、不動産会社に仲介を依頼する場合は仲介手数料など、物件自体以外にも種々の費用がかかります。また、多くの場合住宅ローンを利用しますので、ライフプランも念頭に入れて余裕をもって計画することが大切です。 住宅ローンの金利、毎月の返済額などについても試算しておきます。

不動産広告を調べる

あらためて不動産広告に目を向けてみましょう。
以前は目にも留めなかった新聞に折り込まれている不動産チラシにも、不思議と自然に注意がいくはずです。チラシのほか、インターネットや住宅雑誌などさまざまな情報源がありますが、不動産広告は記載に関するルールが定められており、例えば「最高」などの表現は基本的に使えないなどの規制があります。しかし、規制があるからといっても安易に広告の内容を丸呑みにすることはなく慎重に見極める姿勢が大切です。気になる物件がある場合は、その物件を掲載している不動産会社に問い合わせてみてもいいでしょう。できれば気になる物件をいくつか選び、不動産会社も複数に問い合わせて、比較検討しながら選ぶようにすることをお奨めします。

不動産会社を選定する

問い合わせていくうちに不動産会社が絞れてきたら、実際に出向いて物件を紹介してもらいます。その際、エリヤや物件の種類、予算などの要望をはっきり伝えることが大切です。そして疑問があれば納得するまで話し合いましょう。また、希望する内容が決まり、不動産会社に仲介を依頼する場合には、媒介契約を結びます。媒介の場合仲介手数料が必要になりますので、契約内容をしっかり把握しましょう。なお、仲介手数料は売買契約が成立して初めて発生します。

現地を見学に行く

気に入った物件が見つかったら、実際にモデルルームや現地を見学します。
物件の周辺環境や間取り、設備、購入条件など不動産会社が提供する情報と実際の物件の状況が一致しているかチェックします。特に中古物件では前のオーナーによる維持管理状態についても注意します。

購入の申し込みをする

購入したい物件と希望条件を決めたら、売主に購入の申し込みをします。
不動産会社が直接売主となっている場合、売り主の販売代理をしている場合、または仲介をしている場合などがありますが、一般的に不動産会社に購入の意思を伝え手続きをすることになります。

重要事項の説明を受ける

購入の申し込みをした不動産会社の宅地建物取引主任者から、購入物件に関する重要事項の説明を受けます。
これは住宅の購入に当たって不動産会社が法律上義務として行う重要な手続きです。その内容は、登記に記録された内容や担保権等の消滅などの対象物件に関する事項や、手付金や契約解除に関する内容などの取引条件に関する事項です。

不動産の売買契約を結ぶ

重要事項説明の内容を確認して納得できたら、売り主と売買契約を結びます。
このとき、一般的には物件価格の10~20%程度の手付金(契約金)を支払うことが一般的です。売買契約を結ぶに当たっては、しっかりと契約内容を確認しましょう。

住宅ローンを組む

住宅ローンを利用する場合、売買契約を結んだら住宅ローンの正式な契約を結びます。
契約前に金融機関と保証会社による審査を受け、融資が承認される必要があります。将来長期に渡るライフプランを考えた上で余裕をもった返済計画を立てましょう。

引き渡しを受け入居する

引渡しは、残りの代金(住宅ローンによる場合はローンの実行)を支払い、それと引き換えに不動産の登記手続きを行い鍵の引き渡しを受けます。その後、引っ越しをして入居となります。 入居後に判明した欠陥については、契約で定めた瑕疵担保責任の範囲で売主が負担します。売買契約時にきちんと説明を受けるようにしましょう。

以上が住まいの購入から入居に至る基本的な流れになります。
実際の取引ではそれぞれの希望や条件、物件の状態などで上記の行程は変わりますが、まず全体の流れをイメージしておき、実際に購入するに当たり柔軟に対応できるよう準備しましょう。

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