これだけはおさえたい「物件選び」のポイント



一戸建て(土地購入を含む)やマンション購入、賃貸物件を決める際、迷ってしまうのは当然のことです。購入を考えている人はまさに「一生の買い物」になるわけですから、なおさらでしょう。では、どのくらいの物件を見て回ればいいかといえば、一概に○回とはいえません。というのも、最初に出合った物件で決まってしまう人もいれば、何件回ってもなかなか決まらない人もいるからです。



物件はどのくらい見て回ればいい?


不動産屋さんでよくいわれているのは数件(3〜4件)が平均で、候補を比較しながら絞っていくというケースが多いといえます。また、近年はまず不動産サイトでいろいろな物件を検討し、ある程度絞ってから実際の土地や物件を見学に行く人も増えているそうです。なお、不動産屋さんに相談した場合、もし最初の見学物件が希望に合わなかった時は、別の候補を紹介してもらえることも少なくありません。



物件探しの基本方法


すでにインターネットや情報誌で意中の物件を見つけているのであるならば、担当する不動産屋さんに連絡を取り、現地の見学をさせてもらうのがおすすめです。というのも人気の物件は掲載されたら、すぐに売れてしまうことも多いからです。希望や条件はある程度決まっているが、具体的なことは決まっていないというなら、新聞の折り込み広告、物件サイト、情報誌などを見ながら条件に合った物件を探します。住みたいエリアが決まっていれば、地域の不動産屋さんに相談するといいでしょう。また一戸建て、土地購入を考えているなら、不動産屋さんが主催する見学会もおすすめ。見学会には担当者が在中しているので、購入にかんする疑問などを直接聞くことができます。また、その不動産屋さんが持っている、近隣の別物件を紹介してもらえるケースもあるようです。意外に「すぐに家を買う気はなかったったのに、ふらりと行った見学会でマイホームを見つけた」という声も少なくありません。
もちろん、見学会に行った不動産屋さんで決めなくてもかまいません。複数の不動産屋さんをまわり、納得のいく物件を見つけることが大切です。不動産屋さんの担当者は、ただ物件を紹介するだけでなく、購入希望者の要望や各種条件に応じて様ざまなアドバイスや意見を出してくれます。やはり不動産担当者は専門家ですし、それぞれ得意な分野もありますから、より多くの不動産屋さんの話を聞くことで、購入希望者ではなかなか気がつかなかない物件選びのポイントを教えてもらえることもあります。それらを参考にしながら、後悔のない物件を選びたいものです。



物件探しで失敗に陥りやすいケースとは?


物件選びに「迷い」は不可欠です。「最初から決まっている(物件も未売約)」「予算が潤沢(価格にこだわらない)」という人ではない限り、何件か見て回る必要は生じるでしょう。そこで陥りやすいのが、「もっといい物件があるのではないか?」と考えてしまうことです。たとえば、ある物件や土地を紹介されたとします。ある程度は条件を満たしてはいるのですが、「もう少し土地が広ければ……」「南向きがいいのだけど……」「ちょっと駅から遠い」など、どうしても希望に合わないところは出てきてしまうもの。最近、注文住宅を建てた知り合いに聞いた話ですが、ほぼ満足はしていたものの、なかなか購入に踏み切れず「もう少し探して欲しい」と担当者さんに告げたところ「100%満足できる土地や家屋を見つけるのは難しいことです。次のところを探すことはできますが、それが気に入らなかった時、この物件があるかどうかはわかりません」とアドバイスされたそうです。理想のマイホームを納得のいくまで探すのは、決して悪いことではありません。しかし、結局堂々巡りになってしまい、いつまでも物件が決まらないというリスクもあるのです。
この言葉を聞いた知り合いの方は、「後からここを手放したことを後悔するのはイヤだと思ったので、購入を決めた」とのこと。また「住まい探しはご縁も大事。こちらが嫌がるかもしれないことを、ハッキリ言ってくれた担当者さんに誠意を感じた」とも話していました。



住みたい街の周辺情報をチェック


物件探しで見落としがちなのが「住みたい街の周辺情報」です。情報サイトや情報誌を鵜呑みにするのではなく、できるだけ物件、最寄り駅などの周辺を自分の足で調べるようにしましょう。調べることは交通や生活の利便性はもちろん、環境にも留意する必要があります。

【調べるポイント】
・駅前など繁華街の雰囲気はどうか? 歓楽街かそうでないか?
・最寄り駅、バス停から自宅までの治安は? 人通りは? 街路灯がないなど、極端に暗いところはないか?
・普段通る道の交通量はどうか? 
・自転車を利用する際は、駐輪場があるかどうか?
・どのような商業施設があるか。深夜まで営業するスーパーやコンビニは?
・幼稚園、小学校までの距離は? 近くに公園などの遊び場があるか?
・物件周辺の人通りや夜間の様子はどうなるか?

特に見落としがちなのは、夜間における物件周辺の環境です。昼と夜とでは、街の雰囲気がガラッと変わることもあります。面倒かもしれませんが、夜間の様子はみておいた方がいいでしょう。







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