建て替えやリフォーム時に考えたい「マンスリーマンション」





一戸建て、集合住宅共に、新築購入なら引っ越しだけで済みますが、今住んでいる家の建て替え、大きなリフォームになると、完成まで他の場所に住まなくてはなりません。
そこで必要となるのが、一時的に生活するための仮住まい物件です。近くに実家や親戚などがいる人は、しばらく住まわせてもらうことができます。
そうでなければ賃貸を借りる必要がでてきます。


その場合、通常は賃貸アパート、マンションを利用しますが、近年は「マンスリーマンション」「ウイークリーマンション」を活用する人も増えています。


そこで今回は、これらを仮住まいに使う方法を調べてみました。




「マンスリーマンション」「ウイークリーマンション」って、どんな物件?



「賃貸には住んだことはあるけど、マンスリーマンションやウイークリーマンションは使ったことがない」という人は少なくありません。
そのため、「いざ借りようと思っても、賃貸方法や費用がわからない」「どのくらい借りられる、住んでいられるのか?」といった声をよく耳にします。


五輪を控えた民泊(個人や一般の民家や空き家・空室などを宿泊施設として利用すること)ブームなども手伝って、
近年、スポットが当たっているマンスリーマンション(以下、突起することがない限りウイークリーマンションも含む)ですが、なんと登場したのは1970年代。
当時はまだ高度成長期で、地方各地へ出張や単身赴任する会社員も多く、そのような人の住居として、不動産会社が所有物件を月単位で貸したことから始まったのだそうです。


その後、マンスリーマンションのニーズは高まり、現在は様ざまな用途で使われています。アパート、マンションとしての利用が一般的ですが、他にも


・受験対策:受験のために志望校や、そこに近い物件を借りる
・介護や入院の看病:自宅から離れた病院に通うため
・長期観光:長く滞在するとホテルより割安のケースも
・海外からの一時帰国
・出張(短期・長期)
・会社の社宅や寮、入社研修


といったケースで借りる人が多いそうです。
もちろん改築、リフォームなどをする際の仮住まい、物件探し中のつなぎ(一般物件を見つけるまで住む)にもマンスリーマンションは便利だといわれています。



マンスリーマンションの種類



マンスリーマンションには、様ざまなタイプ、賃貸方式があります。
契約期間は1ヶ月単位が多く、物件によっては1週間単位で借りることもできます。
なお契約可能な日数は、基本的に1年になっており、それ以降の滞在には再契約が必要です。
物件は1棟すべてがマンスリーマンションのものもあれば、一般マンションやアパートの一部を貸し出しているケースもあります。


部屋の中にはテーブルやベッドをはじめ、各種家具、テレビ、白物家電(冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機など)を装備した物件が多く、
契約した後は、すぐに生活を始めることができます。また近年は、インターネット完備、ペット同伴可能な物件なども増えています。
料金面は「敷金・礼金」が不要で、仲介手数料や保険料も無料の会社もあります(保証人も基本的には不必要)。
一般の賃貸に比べると初期費用を抑えられるため、短期間の仮住まいには適しているといえます。
なお、契約は店舗で行うこともできますが、問い合わせから申し込み、契約はインターネットや郵便のみで行うことも可能です。


ただし、家具付き物件が多いため、既存の家にある荷物のほとんどを収納する場合、手狭になることが考えられます。まず荷物を持ち込めるか否か、持ち込めるならどの程度の入るのかを確認しておくといいでしょう。



マンスリーマンション利用の注意点



子どものいる家庭、単身女性がマンスリーマンションを借りる場合は、防犯面の注意が必要です。
まずおすすめしたいのは、1棟がマンスリーマンションでホテルのようにフロントがある物件。
できればセキュリティー設備の整った部屋を選ぶようにしたいものです。
また、一般物件を選ぶ時と同様、周囲の環境チェックも必須。駅周辺の物件はとても便利ですが、一方で繁華街が近いと不安を感じることも少なくありません。
他には「駅(バス停留所)から遠い」「近隣交通機関からの道筋に街灯が少なく暗い」「周辺に家が少なくて寂しい」といったところは、できれば避けた方がよいでしょう。



選ぶ時には比較検討が大事



マンスリーマンションをあっせんする運営会社、紹介サイトは数多く、物件も多種多様なため、初めて利用する人は迷ってしまうことも少なくありません。
また一般の賃貸アパートやマンションとは異なり、「物件を見学する」ことが難しいので、急いで決めてしまうと「こんなはずではなかった」と後悔することも考えられます。


ですからマンスリーマンションを選ぶ時には、複数の物件を比較することが望ましいといえます。
料金や契約条件はもとより、「荷物はどうするのか」「入居期間はどのくらいか」「周辺の環境は安全か」「物件のセキュリティー対策は万全か」などの条件をいくつかピックアップし、それぞれを比較・吟味していくことをおすすめします。また実際に利用した人の話を聞いたり、玉石混交ではありますが口コミ情報なども参考にするといいでしょう。





  • 東海住宅開発事業部
  • 未公開物件
  • お客様の声
  • bayfm78
  • 採用情報
  • ブログ
  • 本社建築部ホームページ
  • 仙台建築部ホームページ
  • CM公開中
  • CM公開中
  • CM公開中
  • KENJA GLOBAL(賢者グローバル) 東海住宅株式会社 新部勝子