ひとり暮らしのための浴槽掃除入門




新学期、新年度を迎え、初めての一人暮らしをスタートさせる人は多いと思います。

「門限がなくなる」「勉強しろといわれずに済む」と解放感一杯の生活。

しかし、ひとりで暮らすということは、炊事をはじめ掃除や洗濯、家事全般を自分でやらなければなりません。今まで親に任せっきりだった人は、その大変さに驚くかもしれません。

そこで今回は、中でも面倒な浴室や洗面所の掃除について、便利かつ効率的な方法を紹介していきます。



コンパクトだけど、汚れの溜まりやすいユニットバス



一人暮らし向けのアパートや賃貸マンションには、トイレと洗面所と浴槽がひとつになった「ユニットバス」が使われている場合が少なくありません。
オールインワンで通常の浴室とは異なるため、汚れの付きかた、付きやすい場所も多少も変わってきます。
そのためユニットバスに適した掃除のを知っておくといいでしょう。

洗い場のないユニットバスは、身体を洗ったり、髪を洗う場合、すべてを浴槽内で行うことになります。
そのため浴槽の中には「石鹸カス」や「皮脂」などが溜まりやすく、様ざまな汚れがこびりつくことになります。
さらにユニットバスは、トイレと洗面所を併設しているので、独立型の浴室、洗面所よりも人の出入りが頻繁になりますから、ブラッシングで抜けた髪の毛やゴミ、ほこりが狭い空間に溜まるわけです。
髪の毛をはじめとするゴミ類は排水溝へと流れ、ぬめりや詰まりのなどの原因となるりますから注意しなくてはなりません。



ユニットバスは構造上、カビや錆が発生しやすい



トイレ、浴槽、洗面所が兼用なので、ユニットバスにはシャンプーやリンス、歯磨き道具、カミソリ(ひげそり)、洗顔石鹸、ボディシャンプーといった各種石鹸ほか、様ざまな小物を置く必要があります。
大型ボトルなどは動かすことなく起きっぱなしなので、その部分にはカビが繁殖しやすくなります。
また、ヘアピンやカミソリなどの金属を置き忘れ、そのまま放置すると錆びも生じます。

おまけにユニットバスは、構造的に「換気しにくい」傾向があります。
特に換気扇は付いていても、窓のない作りだとユニットバス内に湿気が溜まりやすくなり、それがカビの繁殖を促してしまうのです。



浴室や洗面所、ユニットバスの汚れは、どうやって落とす?



浴室や洗面所、ユニットバス掃除をする前に、揃えておくと便利な道具には、次のようなものがあります。

・スポンジ:柔らか目のスポンジがおすすめ。
洗車用の大きめタイプは広い場所を拭けるので便利。

・ゴム手袋:浴室や洗面所用の洗剤は成分の強いものもあるため、手荒れ、肌荒れ防止に効果的。

・使い古した歯ブラシ:しつこい汚れが付きやすく、落としにくい、水栓や金具などの細かな部分に便利。
できれば毛先の広がっているものがおすすめ。

・割りばし:箸の先に布やキッチンペーパーなどを巻き、隙間や細かい部分の汚れ落としに使用。

浴室の基本的な掃除用具は、台所といった水回りでも利用できます。
浴室用、台所用に一組ずつ揃えておいてもいいでしょう。



浴室・洗面所、ユニットバスの掃除方法



浴室や洗面所には一般的な「浴室用洗剤」問題ありませんが、汚れの度合いによっては落ちにくいケースもあります。
その場合は専用洗剤を使いましょう。
なお、掃除は上から下へが基本。
天井から壁、浴槽、ユニットバスならトイレと清掃。
床は最後に掃除しましょう。

・水垢:カルシウムやマグネシウムによって発生する水垢汚れはアルカリ性なので、酸性の「クエン酸」で掃除を退治するのが効果的。
水に溶かして作ったクエン酸水を汚れの気になる部分にスプレー。
そのまま半日ほど放置し、その後、布で水拭き、乾拭きする。
クエン酸は石鹸カスにも効果あり。

・湯垢:皮脂や汗由来の湯垢は酸性のため、アルカリ性が有効。
弱アルカリ性の重曹水を作り、風呂のふた、洗面器などをつけおき、残り湯の中に重曹を入れて一晩置く。
その後は十分水洗いをする。

・カビ:カビの根まで除菌してくれる専用洗剤がおすすめ。
しつこいカビは、その部分に塗布して5~10分放置したあとに拭き取る。
なお、カビ取り専用洗剤 は「乾いた状態」で使うと、より効果的。
シャンプーや石鹸カス、皮脂汚れをきれいに落とし、カビ汚れ部分を乾燥させてから掃除を行う。
浴室や洗面所には「重曹やクエン酸がいい」といわれているが、カビの場合、効果はまちまち。



浴室掃除を楽にするには、予防が必要



浴室や洗面所には一般的な「浴室用洗剤」問題ありませんが、汚れの度合いによっては落ちにくいケースもあります。
その場合は専用洗剤を使いましょう。
なお、掃除は上から下へが基本。
天井から壁、浴槽、ユニットバスならトイレと清掃。
床は最後に掃除しましょう。

浴室や洗面所の汚れを予防するには、室内の換気・乾燥を徹底しましょう。
掃除後や入浴後は浴室を換気し、浴槽などにも湿気が残らないようにしてください。
また、鏡をはじめ、洗面器や椅子、お風呂の蓋などもしっかり乾燥。
浴室小物の水分が原因で、カビが生じることもあります。

ただ、一人暮らしだと掃除時間を作れないため、その場合はプロのハウスクリーニングに依頼する方法もあります。
浴室や洗面所、ユニットバスは汚れの温床になりやすいので、気持ちよく暮らすためにも清潔にしておきましょう。










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