騒音のない生活をするためのノウハウ




新築物件を探す(建てる)、賃貸物件を決める時、「静かな環境」というのは重要な条件です。たとえば「近くに線路がある(電車が通る)。幹線道路がある」「繁華街に近い」といった場所では夜中まで騒音が絶えず、睡眠不足やストレスの原因になるからです。
とはいうものの、住んで(決めて)しまってから大きな道路ができたり、コンビニエンスストアができたりといったケースもあります。そこで今回は「騒音」について考えてみましょう。



「住めば都?」騒音に慣れてしまう人もいる



「駅から数分。アクセス便利な物件」は、持ち家、賃貸にかかわらず、とても魅力的です。駅周辺にショッピングセンターや公共施設などがあれば、なおさらでしょう。しかし、線路に近い物件には要注意。「電車の行き交う音が気になって仕方ない」「快速電車が走ると、部屋が振動する」といった声も少なくありません。中でも困るのは、夜間走行の騒音。最近は終電時間も遅くなり、また回送電車も走るため、電車の走行音で睡眠不足になる人もいるようです。
購入・賃貸にかかわらず、家探しするときに「周囲の環境チェック」は欠かせません。とはいえ、「深夜に走る電車の騒音」まで調べる人はあまりいないでしょう。これは道路に面した物件も同様で、昼間は生活音でそれほど気にならなくても、夜になったら車の走る音が耳につくというケースも多いようです。

騒音が気になるからといって、即引っ越しとはいきません。一から次の物件を探さなくてはいけませんし、敷金、礼金、手数料、保証金などのお金がかかります。ただし、「最初は眠れなかったが、いつの間にか気にならなくなった」と騒音に慣れてしまう人もいるようです。こればかりは個人の感覚にもよりますが、少し様子を見ることも必要かもしれません。



交通機関だけではない。こんな騒音にも注意。



「鏡餅」の由来や飾り方は地方によって異なることもあり、その起源は詳しくはわかっていないそうです。
ストレスや睡眠不足を招く騒音は、電車やクルマだけが原因ではありません。騒音は様ざまな要因で生じ、快適な生活を阻害することもあるのです。起こり得る主な騒音の要因には、以下のようなものがあります。

・通気口:ドアや窓を閉め切っていても、通気口から音が入り込んでくる。
・隣人:マンションやアパートなどで壁の薄い物件の場合、上下左右の話し声や生活音が聞こえる。テレビの音が大きい。また壁を叩く、ドタバタ走り回ると騒音に加え、振動も発生する。特に大人数でパーティーなどをすると、騒ぎ声が響くことも少なくない。
・楽器演奏:ピアノやギターなどを演奏する音が聞こえる。また部屋で歌う人、大音量での音楽鑑賞も騒音の要因になる。
・パチンコ店、カラオケスナック:近所にこのような施設があると、騒音が気になるケースがある。パチンコ店の場合、特にドアが開いた時に大きな音がする。カラオケスナックの場合、あまり防音設備が整っていないと、歌声が店の外に漏れる。
・コンビニエンスストア:家の近くにコンビニエンスがあると、深夜まで人やクルマのデイ出入りがあるため、話し声やエンジン音が気になるケースも多い。深夜営業(24時間営業)のスーパーマーケットなども注意。
・公園や広場:頻繁ではないが、深夜に人が集まって騒いだり、花火をすることがあり、それが気になって眠れないということに。
・駐車場のある物件:住民の生活時間帯が違う場合、早朝・深夜にクルマやバイクを空ぶかしされるケースがある。
・スポーツ観戦施設など:興業によっては、夜遅くまで歓声が聞こえ、それが気になることがある。

たとえば集合住宅であれば、騒いでいる隣人に管理人から注意を促すなどの解決法もあります。しかし、コンビニエンスストアといった施設や公園に出入りする人間が原因だと、改善も難しいといえるでしょう。



少しでも騒音を改善する方法



「周囲の音は気になるけど、すぐに引っ越せない」「新築で買ったばかり……」の人は、どうやって騒音を防いだらよいのでしょうか。まず賃貸物件の場合ですが、防音対策として「隙間テープ」「防音カーテン」「防音シート」などの利用が考えられます。

・防音シート:ドアや天井、窓、壁、床などに貼って、騒音を防ぐシート。ホームセンターに行くと0.5mm、1mmなど、様ざまな種類が揃っている。部屋全体に貼ろうとすると、かなり大変な作業になる、ドアなどに使っても隙間があると音が漏れてしまうのがデメリット。
・隙間テープ(防音テープ):ドア枠、窓ガラスの隙間に貼って騒音を防ぐテープ。素材は合成ゴムやウレタンなどで、様ざまな材質やサイズが用意されている。貼りたい長さに切って貼るだけなので、施工も簡単。ホームセンターや100円ショップで手軽に購入できるのも便利だが、完璧な防音は難しいため、他のグッズとの併用がおすすめ。
・防音カーテン:特殊な織り方、複層、特殊コーティングを施した生地を用いて、生活音を緩和する。隙間なく、窓をぴったり覆うように取り付ける。空気伝播音(人間の声や楽器の音など)には効果が期待できるが、固体伝播音(工事、クルマ、電車の騒音といった建物や床を伝わる音)は遮音しにくい。

防音グッズは一長一短ですので、併用するようにすると騒音の軽減が期待できます。ただ、すべて遮断できるわけではありません。特に戸建ての場合は部屋数も開口部も多いので、建築会社やリフォーム会社に相談することもおすすめです。










  • 東海住宅開発事業部
  • 未公開物件
  • お客様の声
  • bayfm78
  • 採用情報
  • ブログ
  • 本社建築部ホームページ
  • 仙台建築部ホームページ
  • CM公開中
  • CM公開中
  • CM公開中
  • KENJA GLOBAL(賢者グローバル) 東海住宅株式会社 新部勝子