100円ショップでDIYを始めよう



100円ショップを利用して、家屋や部屋のリフォームを行い、インテリア用品を自分で作る人が増えています。インターネットを検索すると、壁紙交換といったリフォームのやり方、自作の家具や小物を紹介するサイトが数多くヒット。中にはプロはだしの人も少なくありません。

そこで今回は、100円ショップを活用してのDIY(Do it yourselfの略。日曜大工。本職でない人が自分で何かを作る、また修繕したりすること)を紹介します。



ホームセンターにも負けない、100円ショップの品ぞろえ


かつてはDIYをはじめる場合、工具や材料はホームセンターで購入する人がほとんどでした。ホームセンターにはプロ用はもちろん、一般用まで幅広い商品が揃っており、木材や工具の専門店よりも価格も安め。とはいえ、必要なものをすべてそろえるとそれなりの出費が必要になります。

ところが100円ショップが普及し、品ぞろえが豊富になるに伴い、DIYに必要な工具や材料が最低100円(中には100円以上のアイテムもある)で手に入るようになりました。また、壁紙や補修材など、床や壁の修繕、リフォームに必要な商品もところ狭しと並んでいます。「手軽な価格でDIYやリフォームができる」ということで、近年は女性の「DIY女子」と呼ばれる愛好者も増加。女子力を活かしてDIY活動をする「DIY女子部」といったサークルも結成され、人気はさらに高まっているようです。



100円ショップのアイテムを効果的に利用すると


100円ショップの商品を利用すれば、どのようなことができるのかを調べてみました。

◇修理・リフォーム
床や壁(木製)の小さなキズであれば、100円ショップの補修材を使えば簡単に修理できます。床(フローリングなど)のキズには、クレヨンタイプ、傷が浅ければマニキュアタイプのもの使います。たとえばクレヨンタイプの場合、キズの部分に塗り、余分なクレヨンを削り、乾いた布で修理をこするだけで目立たなくなります。
壁の補修には壁紙シートがおすすめです。裏にはのりがついていますから、シールを貼る感覚で気になる部分を隠すことができます。このようなシートを使えば、部屋の模様替えも可能。ただし、賃貸の場合はシートを剥がした際に壁を汚すこともありますから、注意が必要です。

◇既製品を改良・リメイクする
100円ショップ利用のDIYで、多く行われているのが既製品のリメイク。たんすやテレビ台に壁紙シートを貼るなど既存の家具やインテリアにひと手間加えれば、雰囲気ががらりと変わります。また100円ショップで購入した木製収納商品、園芸用品などにペンキを塗れば、既製品とはまったく違ったアイテムに生まれ変わります。

◇ゼロから作る
100円ショップでは木材も扱っているため、それらを用いて棚や収納ボックスを作り上げてしまう人もいます。木材には様ざまなサイズがありますから、作りたい物に必要な分だけ購入することが可能です。これがホームセンターや木材専門店になると、大きな木材しか扱っていないケースも多く、その場合はサイズに合わせて切ってもらわなくてはなりません。その点においても、100円ショップでの購入は面倒な手間がかからず便利だといえるでしょう。

リメイクやゼロからの制作に欠かせないのが「すのこ」です。たとえばすのこを組み合わせることで、棚や収納ボックスを作る人ことができます。ショップによって、いろいろなサイズ、形(丸形もあり)が出ていますから、作りたい物に合わせて無駄なく購入できるのもおすすめ。また、すのこをバラバラにして木材として使うことも可能。応用が利くと同時に、初心者にも扱いやすいアイテムです。



購入の時に気を付けるべきことは?


100円ショップには、DIY初心者でも気軽に使える材料や工具が数多く並んでいます。そのため「どれを買っていいかわからない」「無駄なものを購入してしまった」という声も少なくありません。そこで購入の際、気を付けたい点を調べてみました。

●大きなキズは修復が難しい:小さなキズならそれほど問題ないですが、大きなキズを修繕すると、補修したところがはがれるなど、かえって目立つ結果になることがあります。
●計画を立てて買い物をする:100円ショップに行くと、安いからとついついかごに入れてしまいがち。結局、無駄なものを買ってしまわないためにも、計画を立ててから出かけるようにするのがおすすめです。
●木材が反っている:木材などの天然素材の場合、商品によっては反りがあったり、長さや厚さが微妙に違うものがあります。ですから、なるべく均一になるように購入するようにしてください。また、木製の収納品などは引き出しがガタついている、扉の開閉がしにくいこともありますから、忘れずにチェックしましょう。
●工具は専門店がいい?:100円ショップの工具はインテリア小物制作なら、それほど問題ありませんが、棚など大きめの家具を作る場合、木材が切りにくいといったことがあります。厚めの板をカットしたり、穴をあけたりするのであれば、100円ショップの工具は避けた方がいいでしょう。







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