自営業(個人事業主やフリーランス)が家を購入した方がよい理由







「個人事業主やフリーランスは家を買えない」と思っていませんか?自営業の方は家賃を経費計上することができるので賃貸の方がお得なのではと考える方が多いのではないでしょうか。では、実際に家を購入するとどんなメリットがあるのでしょうか?




個人事業、フリーランスなどの自営業の方が家を購入したいと思ったときに、知っておいてほしいポイントをご紹介します。




家を買えないは誤解だった!?



個人事業主やフリーランスなどは住宅ローンが組みにくいというイメージがありますが、金融機関の幅を広げることでローン審査が通るケースは少なくありません。金融機関ごとの基準、年齢や年収、他の借り入れ状況、健康状態などの審査項目が厳しめではありますが、自営業の方にやさしいフラット35では審査書類が少なくてすみます。


たとえば一点的な金融機関では3年分の所得が条件にあげられていますが、フラット 35では直近の1年分の所得が条件を満たしていれば承認されます





シニアが住み替えたい理由は建物への不満




SBIエステートファイナンスの調査(調査期間は2022年5月18~30日)で、住み替えを考えるのはどのような理由が多いのか、調査結果を確認すると、「建物の老朽化」「間取りへの不満。広すぎる・狭すぎる」「設備への不満。老朽化、使いにくさ」が多いことがわかります。

また、これは60歳以上による実際に住み替えを検討している方の回答ですので、今、住み替えを検討していない方も、建物の劣化に伴って同じように感じる方もでてくると思います。



◆フラット35とは審査基準が低く、借入金額が固定されているため返済計画が立てやすい住宅ローンです。保証人が不要で繰上げ返済の手数料もかかりません。





自営業では家を買うのが難しいと言われる理由




自営業の方が住宅ローンの審査が通りにくいといわれるのは、節税のために経費を計上することで所得を少なくしているケースがあるからですが、このようなケースでは審査が通りにくくなっている可能性があります。



住宅ローンは専門的な部分もありますが、収入から経費を引いた所得が金融機関の基準を満たしていればよいので、住宅ローンの審査基準を知って前もって必要書類などを用意しておくことが大切です。ご夫婦の場合には給与収入ならば収入の合算もできます。


◆フラット35の所得審査基準

・所得が400万円未満の場合には30%以下の返済負担率

・所得が400万円以上の場合には35%以下の返済負担率


※住宅ローンの審査は購入予定の不動産や購入者の条件によって変わりますので、「不動産購入や売却のシミュレーションをしたい」「ローンの審査が通るにはどうすればよいのか知りたい」という方はお気軽にご相談ください。


【家を購入するメリット1】資産を持つことができる




家を購入するメリットはなんといっても「資産を持つことができる」ということではないでしょうか。
不動産を所有することによって事業資金の調達ができる可能性がありますし、賃貸に出すという選択肢も増えます。

家を借りるために賃料を支出するのか、購入して住宅ローンを支出するのかという違いにはなりますが、ずっと家賃の支出が減らないのが賃貸で、住宅ローンの完済後に住居費用はほぼかからなくなるのが購入です。

このような点をふまえると、年齢、所得基準がクリアできているのであれば、家の購入がメリットになる可能性が高いです。


家と職場が別々の場合であっても、家を職場に利用する場合であっても長期的に節約になるケースが多いからです。ただし、無理な計画とならないように事前にシミュレーションが必須です。







【家を購入するメリット2】保険代わりになる




よく「保険代わりに不動産を購入した」というお話を聞くと思います。これは、住宅ローンを組む際に団体信用保険に加入するケースが多いのですが、これにより、もし返済途中で債務者が亡くなった場合でも保険金から残りの住宅ローンが返済されます。

万が一、相続が発生した際に残されたご家族の安心につながります。なお、団体信用生命保険の代わりに加入できる生命保険もあります。




【家を購入するメリット3】節税にもなる




住宅ローン控除の利用ができれば税金の負担が軽減されます。これは家(マイホーム)を購入したときに、所得税から控除される「住宅借入金等特別控除」という制度があるからです。個人事業主が自宅兼事務所として使用する場合は、「床面積の合計が50㎡以上であり、そのうち1/2以上は居住用」という条件をクリアする必要があります。


また、事業用に使用している分を減価償却費として経費として計上できますが、事業の使用割合が大きくなりすぎると住宅ローン控除を受けることができなくなります。




住み続けながらリースバックをする場合




最近よく聞くようになったリースバックですが、売った後もそのまま住めるというものです。家を売却して現金化がすることでローンを一括で返済して、売却後には賃貸でそのまま住むことができます。引越し費用や引越し疲れというということがありません。

もちろん固定資産税もかからなくなります。売却前の住宅ローンの返済額よりもリースバック後の賃料の方が安くなり、売却資金が手元に残ることもあるので、住環境を変えずに毎月の生活コストが下がることもありえます。

資産価値がどれくらいかというところが重要ですので、よく相談をしてから検討を行いましょう。


◆経費として計上できるもの

・減価償却費

・固定資産税

・住宅ローンの金利

・管理費等

・通信費や光熱費などの事業に必要なもの

・火災保険料や地震保険料など






家を買いたいと思ったら早めの準備がおすすめ!




家を買いたいと思ったら、早めに準備しておくことが大切です。税制優遇などを活用して有利にすすめるためには、「必要書類を早めに揃えること」「タイミングが逃さないこと」「しっかりと要望を伝えること」を意識しましょう。まずはお気軽に相談してみてください。


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仲介手数料がかからない物件や未公開物件などもありますので、ぜひ、ご要望や条件をお聞かせください。家探しは人生を左右する大切な場面です。ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。