家を買うタイミングとは?後悔しないための5つの要素






「家を購入したいけれど、焦りたくない」「損をしない、後悔しない家を買うタイミングを知りたい…」


このように、家の購入を考えてはいるものの、タイミングを間違えたくないという方は多いと思います。でも、不動産の契約や銀行との住宅ローンの手続きなどもあって「難しそう!」という印象はありませんか?


そこで、家を買うタイミングについて考えておくべきポイントをご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。




住宅ローンから考えるタイミング




家の購入で気になるのは、住宅ローンではないでしょうか。全額を現金でというのは現実的ではないので、住宅ローンを利用する人が多いわけですが、
借り入れができる限度額はほぼ決まっています。


主に年収に占める返済比率と購入する家の担保価値などで決まります。金融機関によって多少異なりますが、勤務先や勤続年数、完済時の年齢などが審査される場合もあります。年齢や年収、勤務先などの条件によっても差がでることがあるので、住宅ローン手続きのタイミングや、審査については事前に余裕をもって相談をしておくと安心です。

なお、申し込みから事前審査(仮審査)、本審査、ローン契約、実行と手続きに約1ヶ月半ほどかかることが一般的です。


諸費用や税金など支出から考えるタイミング




希望通りに住宅ローンの申請が通ったとしても、諸費用を用意しておく必要があります。



諸費用については以前のブログ

【家を買うときの初期費用はどのくらいかかるの?】

で詳しくご紹介しています。


主なものは税金やローン関連費用、保険料などですが、購入する不動産によって違いがあるので、詳細は不動産会社に問い合わせてみてくださいね。




買い替えから考えるタイミング




「古い家から新しい家に住み替えたい」「手狭になってきたので広い家に住み替えたい」など、住み替えのタイミングは失敗したくないものです。家族が増えたので将来に備えてなど、ライフイベントに合わせて住み替えることがあります。転職や子供の通学などに合わせての住み替えも、1つのタイミングです。

家族が増えたタイミングでマンションから一戸建てへの住み替えや、子供が巣立ったタイミングで一戸建てからマンションへ住み替える方が増えています。買い替えをする場合には、お早めに査定金額をだしてもらうとよいでしょう。





資産価値から考えるタイミング




数年後の資産価値を考えると立地やエリアの環境が重要です。人口が増加しているエリアで、交通と生活の利便性が高いと資産価値が落ちにくいといわれています。

立地によっては土地の価格が下がりにくく、売却時には上がっていることさえあります。希望している物件の立地やエリアの環境を見ておくことは大切です。資産価値が落ちにくい物件が見つかったらタイミングといえるでしょう。





築年数から考えるタイミング




住んでいる家を売るにも、これから家を買うにも、築年数には注意が必要です。一般的には築10年目以降に価格が下落していくので、高く売りたいならば10年を超えないうちに売る、費用対効果を考えるのならば、築20〜30年位の家を購入するなど、築年数からも家を購入するタイミングを選択できます。ただし、メンテナンスの状態にもよるのでリサーチが大切になります。




後悔しない家を買うタイミングまとめ




家を買うならいつ買うのか、タイミングを頭に入れておく必要があります。
後悔しないように、まずはタイミングについて考えておきましょう。




・住宅ローンから考えるタイミング
→審査が通りやすいタイミングや限度額を確認をする


・諸費用や税金など、支出からから考えるタイミング
→諸費用が用意できるタイミング、用意できない場合にはローンを組むことも検討する


・買い替えから考えるタイミング
→住み替えのタイミングを予測して早めに専門家に相談をする


・資産価値から考えるタイミング
→購入予定の物件が見つかったら資産価値の視点でも考えてみる


・築年数から考えるタイミング
→築年数は価格に影響を与えるので、不動産の購入でも売却でも一定の目安になる




しかし、不動産の相場価格は変動するので要注意です。リフォームをしなくてもよいタイミングは目安としては築15年前後までと考えておけばよいでしょう。


中古不動産をリフォームする場合には、水回りの配管の工法や埋設配管の確認などが必要ですが、リフォームをするならリフォーム時に絶対にやっておいた方がよいこともあります。


こちらは住宅ローンと併せてご相談いただければ、物件によるリフォームの違いなどもお伝えできます。『家を買うタイミングや家を売るタイミング』についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。また、利便性だけではなく耐震性などにも着目することで安心して住み続けられますので、耐震性について知っておきたいという方もお気軽にご相談ください。


しっかりと不動産の条件やタイミングを把握した上で、素敵なお住まいを手に入れましょう。